ヒルドイドローションとヘパリン類似物質ローション

有名人が「ヒルドイド」がすごくいいとテレビ等で話題に取り上げたことで認知度をあげました。

みやこ内科クリニックでは、ヒルドイドではなく「ヘパリン類似物質ローション」を使っています。

ヒルドイドとヘパリン類似物質ローションの特徴を説明します。


ヒルドイドとヘパリン類似物質ローションの特徴

両方とも「ヘパリン」という物質が0.3%含まれています。

ヘパリンは、外用薬としては唯一「皮下組織まで浸透する」薬剤です。

そのため皮膚疾患では非常に重宝します。

コラーゲンは、皮膚の一番外にある角質で弾かれてしまい浸透しません。

ヒアルロン酸は、表皮の部分で弾かれてしまい浸透しません。

ヘパリンだけが、一番下の皮下組織まで浸透します。


ヒルドイドとヘパリンローションの違い

ヒルドイドに入っている添加物

グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン

【11種類】


ヘパリン類似物質ローション(ニプロ)に入っている添加物

カルボキシビニルポリマー、ヒプロメロース、1,3 ブチレングリコール、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、トリエタノールアミン

【5種類】


多く入っている方が良さそうに感じますが。


何が違うのかというと。

ヒルドイドは乳液と思われていますが、あれはワセリンが溶かしています。

「白くてトロッと」させるための企業努力です。

使用感は抜群です。

そのため添加物が多くなります。


添加物が多くなるほど皮膚への刺激が増える。

健全な肌の方なら問題ないですが。

皮膚が弱い方、トラブルを抱えている方が使った場合。

接触性皮膚炎(赤く腫れる)になることがあります。


みやこ内科クリニックでは、添加物が少なく日本製を使っています。

皮膚への刺激が非常に少ないので、赤ちゃんにも使用できます。

使用感としては、化粧水のようなサラサラ感。

でも、皮下組織まで浸透していきます。

スキンケアのやり方~医師が解説しています~

春日井市で内科のクリニック、みやこ内科クリニックです。みやこ内科クリニックでは肌の治療を行っています。内科なのにスキンケア?と思う方もいるでしょう。お肌の表面からの改善と、体の中から改善する。内と外から行うスキンケア治療。内科だからこそできるスキンケアです。